赤ちゃんの成長が気になるママに。生まれてから3歳までの成長のようす

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赤ちゃんがうまれて、毎日子育てをしていると、顔の表情に変化がでたり、今までできなかったことが少しできるようになったりとうれしい発見が多いものです。

 

そんなとき、ふと「この子の成長具合は、普通にくらべるとどうなのかな?」って気になることってありますよね?

 

そんなママのために、定期的な赤ちゃんの成長・発達のようすをまとめてみました。

成長には個人差があるので、一概にこうなるとはいえませんが、成長の具合をみるための参考にしてみてください。

 

そして、これからどんなふうに大きくなっていくかを想像しながら子育てをするというのも、違う楽しみが出てくるかもしれませんよ。

 

 

このページの内容

生後1ヶ月での成長・発達のようす

まどろんでばかりだった生活に、お目めぱっちりの時間が出てきます。

 

出生児の体重から1−2キロ 増え、体型がふっくらしてきます。手足が活発に動くようになってきますが、動きはまだバラバラ。この時期は、いろんな原始反射がみられます。

泣く以外に表情はあまりかわりませんが、まどろんでいるときなどに生理的微笑が出ることもあります。この笑顔は、うれしい、おかしいといった感情表現ではなく、生理的なもの。この時期だけにみられる貴重な笑顔です。

 

 

生後3ヶ月での成長・発達のようす

首がすわる子が増えてくるころ。手足の動きに規則性が出てきます。

 

このころ、出生児の体重の2倍くらいまで増えてきて、ますます体型がふっくらとしてきます。

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首すわりが完成する子が増えてきます。手足の動きは、新生児のころと比べてだいぶ規則的に。これは、動きの制御ができてきた証拠だと考えられます。

あやすと笑うようになるころですが、「3ヶ月コリック」といって、夕方頃によく泣くようにもなります。

 

 

生後6ヶ月での成長・発達のようす

身近な人と他人とをはっきり区別。感情表現も豊かになってきます。

 

このころには、寝返りできる子が多くなります。すわらせてあげると短い時間おすわりができるようになる子も出てきます。

だんだんと右手・左手を分けて使えるようになってきて、おもちゃを右手から左手に持ち替えるなど、両手を上手に使って遊べるようになってくる子が増えてきます。喃語(なんご)が出てきて、「アーアー」などとくりかえす音を発声するようにもなってきます。

 

 

生後10ヶ月での成長・発達のようす

まねっこや、いたずらをして、いろんなことをたくさん学ぶ時期。

 

つたい歩きをする子が、少しずつ増えてきます。よつばいもする子は、急いでいるときによつばい、周囲の大人に「見て」とアピールしたいときはつたい歩きと移動手段を使い分けるようになってきます。

早い子は「バイバイ」「ちょうだい」「どうぞ」などのまねっこができるようになってきます。言葉のまねっこは、もう少し先にできる子が多いようです。

 

 

生後1歳での成長・発達のようす

あんよができる子が増える時期。いろんな感情も芽生えてきます。

 

身長は出生児の約1.5倍、体重は約3倍にまで成長します。体つきもスマートになって、幼児体型に近づいてきます。

あんよのできる子が増えてきて、1歳半頃には小走りするかもしれません。あんよすると、背がピッと伸びてきます。

早い子は、ごっこ遊びを始めたり、「ママ」「まんま」など意味のある単語をしゃべるようになったりします。

 

 

生後2歳での成長・発達のようす

2歳代といえば「イヤイヤ期」。言葉が増えて二語文も出ます。

 

階段をのぼる、ボールを蹴る、小走りするなど、いろんなことができるようになります。手先もいっそう器用になり、スプーンがじょうずに使える子が多くなります。クレヨンなどを持たせると、なぐり書きをする子もいます。

しゃべる単語もどんどん増えて二語文の出る子が多くなり、コミュニケーション力は格段にアップしてきます。

 

 

生後3歳での成長・発達のようす

自己主張は強いながらも少し自分が抑えられるようになってきます。

 

2歳代にくらべてますますスリムになり、幼児体型へと変わっていきます。

かけっこがじょうずになり、手先が器用になってボタンが自分でとめられるようになったりもします。

心も発達してきて、自分の感情が少しずつコントロールできるようになってくることから「かして」「どうぞ」と、おもちゃの貸し借りができてくるころです。大人とのコミュニケーションも、スムーズになってきます。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

それぞれの月齢、年齢で体つきが変わったり、行動がかわったり、言葉がでたりと子どもはどんどん成長していくものですね。

赤ちゃんが泣く6つの理由

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こういった体験は、そのときどきでしか味わえないので大事な記憶として写真をとったり、日記に書いたりして記録しておくのもいいかもしれませんね。

 

なお、成長には個人差があるので、この通りに進んでなくてもあまり心配することはありません。

万が一、気になるようであれば小児科の医師に相談してみるのがいいかもしれません。

 

では、かけがえのない時間を充実させましょう!