こどもの行動にイライラしてしまって「早く!早く!」を使いすぎてませんか?
子育て中のママは、日々、やることがいっぱいですよね。
朝起きて、食事を作って、洗濯をして、掃除をして、こどもたちの世話が終わったと思ったら、昼食を作って。ちょっと休憩したら、買い物にいって、夕食を作って、風呂準備をして。食事をこどもたち食べさせて、お風呂に入れて、歯磨きをして寝かしつける。
これだけで毎日が終わってしまう、なんてことも。本当に大変ですよね。
こんなにやることがいっぱいある生活の中で、こどもが思ったようにやってくれないとき、ついつい「早く!早く!」と言ってしまいませんか?
そして、こどもたちがようやく眠りについた後に「こんなママになるつもりじゃなかったんだけどなぁ…」と反省する。そんなことありますよね。
幼いこどもを持つ親はこれの繰り返しではないでしょうか?
この「早く!早く!」は便利な言葉ですが、使いすぎるとその効果は薄れてしまいます。
ということで、ここでは、日常生活における「早く!早く!」の効果的な使い方をご紹介します。
このページの内容
使いすぎに注意しましょう!
まずは、「早く早く」の使いすぎには注意しましょう。
朝にこどもたちを起こすときに「早く起きて!」からはじまり、着替え、食事、トイレまでとにかく「早く!早く!」。そして夕方になったら今度はお風呂や寝る前にも「早く!早く!」。
毎日こんな生活だと大人でもウンザリしますよね。
こどももウンザリなるのは、同じなのです。
早く、早くと追い立てるほど、逆にこどもの動作はゆっくりになってしまいます。
だから、”早く”動いて欲しいときほど「早く!」は使わないほうがいいのです。
本当に早く行動をして欲しいときには「早くやって!」と大声を出す感情的な表現ではなく、具体的な言葉で早く進められる方法を教えてあげましょう
こどもは、複数の指示をなかなか理解できないですから、ひとつ終ってからまたひとつという指示にした方がいいですよ。
また、こどもがすでに行動をはじめているときには絶対に「早く!」を使ってはダメです。
やり始めていることを注意されると、こどもは一気にやる気をなくしてしまいます。
そんなときはとにかく最後まで待ってあげることが一番なのです。
「早く!」を使わないでいいようにするには?
今の時代、ママもこどもも忙しいものです。
そこで心がけとして「1に早起き」そして「2に10分前」を試してください。
早寝、早起きをすると、1日のスタートが早くなり時間に余裕が生まれます。
不思議なもので、時間に余裕があればこどもの行動が少々遅くてもイライラしなくなるものです。
また「なんでも約束の10分前」にするようにしてみてください。
これも思った以上に効果的なんです。すべて10分前に準備ができたら「早く」と言う必要はないですね。
つまり「早く!早く!」を使いたくなければ、ママ自身が心と時間に余裕を持つことが必要なのです。
もし、こどもに「早く」を使うとしても、せいぜい1日1〜2回くらいになるように心がけてみましょう。
まとめ
では、ポイントをまとめます
- 「早く!早く!」は、使いすぎると逆効果になります
- すでに行動しているときに「早く!」は言わないようにしましょう
- ママの心と時間に余裕が持てるように、行動を少し変えてみましょう