子育てママは要チェック!自分で何でもできるこどもに育ってほしいなら注意すること

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いつも先まわりして、こどもに気を効かせることがイイ親だと思っていませんか?

 

仕事をしたり、多くの人と付き合うときには、気が利いて、思いやりがあるのはすごくいいことですよね。

例えば、パパが何も言っていないのに仕事帰りに「はい。ティッシュペーパー。もうなくなりそうだったでしょ」とか買ってきてくれたら、うれしいですよね。

 

こんな風に先を読み、準備、行動してくれるママ、パパならその家庭は幸せでしょう!

 

でも、これを子育てで、こどもにやってしまうと困りものなんです。

 

 

子育てでこどもに対してあまり気を使わないようにしましょう

これって、一見、ヘンなことを言っているように感じるかもしれませんね。

でも、こどもにとって良いママとは、先回りをして準備をしてあげられることではありません。

 

大切なのは、こどもが「自分のことは自分でする」ためには何が必要かを考えてあげることです。

 

その上で「一人で着替えをできるようになるためには、どうすればいいか?」とか「一人で学校の準備をできるようにするためには、どうするか?」など、具体的な目的を成し遂げるための行動をこどもと一緒にしてあげられるのが本当の良いママなのです。

 

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気を利かせて先回りをして準備をしてあげる育児は、ママにとって実は楽なのです。

でも、それでは小学生になったり、大きくなったときにこども自身がとても困ることになります。それは自分自身で自分のことをする能力がついていないからです。

 

こどもが自分で何でもできる習慣を身につけさせるようにしてあげましょう。すると結果的にそれがママが楽できることにつながるのです。

 

 

先回りし過ぎると、こどもから言葉さえも奪ってしまうことに

先回りするママはこどもから言葉も取ってしまっていることもあります。

 

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気を効かせすぎるママは「おしっこ」や「のどが渇いた」など、こどもの簡単な言葉から意思を察知して、こどもが本来言うべき言葉を先回りして問いかけてしまいます。

 

たとえば「のどが渇いたみたいだね。今日はお茶とジュースがあるけど、ジュースのほうが飲みたいでしょ?」と。こんな質問に対してこどもの返事は「うん」というだけでよくなってしまいますよね。

 

これがこどもから言葉を奪ってしまうことにつながります。

 

では、こうならないためにはどうすればいいのでしょうか?

 

それは言葉を省略させないようにすることです。

 

たとえば、こどもが「いたい」と言ったとき、パッと見て痛みの原因がわかっても「どこが痛いの?」「どんなふうに痛いの?」という具合に聞いて、ゆっくりと言葉を引き出すようにしましょう。

 

その質問に対して、言葉で表現する力がつき、説明する能力を高めることができるようになるのです。

 

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だから、あまり先回りし過ぎずに、こどもが自分で何かをしたり、話したりするのをじっくり待つようにしましょう。そして、それを自分自身でできるようにするにはどうすればいいか、を考え、サポートしてあげるようにしてください。

 

 

まとめ

では、ポイントをまとめます

  • こどもの成長のために、気の効かせ過ぎは逆効果になるので気をつけましょう
  • 自分のことを自分でする習慣が身につけば、成長したときに役立ちます
  • 言葉を省略させないで、こどもの話は最後まで聞いてあげるようにしましょう

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