賢い人は知っている 子どもが「わからない」といった時がチャンス!どこまでわかって、わからないかを確認する

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子どもが「わからない」といったときがチャンス!?

子どもは何かをやるとき、すぐに「わからない!」と口にします。

親や大人は、この言葉を耳にすると「もぉ、何がわからないのぉー!」とついつい怒りがちになってしまいますよね。

 

でも、子どもが「わからない」っていうときって、実はチャンスなんです。

 

「わからない」っていうのに、いったい何がチャンスなの?って思いますよね。

 

簡単に説明します。

子どもが新しいことを覚えるときに大事な要素のひとつに「わからないことを認識している」というのがあります。これって、意外に大切なんです。

それをわかるようにするためには「わからない」部分を「わかる」に変えればいいだけなのです。

 

逆に、一番困った状況なのが「わからない」ことがわかっていない状況。または、わからないのに、わかっているつもりになっている時が一番やっかいなのです。

 

だから「わからない」ことを認識して、教えてくれていることはとても大切な瞬間なのです。

 

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「わからない」にはいくつかの種類がある

子どもの「わからない」にはいくつかの種類があります。

 

子どもが何かの問題を解く場合を例にあげると

  • そもそも問題がわからない
  • 何を答えとして求めればいいかわからない
  • 答えを求める方がわからない
  • 答え方がわからない

という4段階のわからないがあるのです。

 

詳しくはこちらの記事を読んでみてください。

参照『子どもの「わからない!」には、いくつか種類があるって知ってますか?

 

 

「わからない」ときは、どこまでわかって、どこからわからないかを確認する

 

では、子どもが「わからない」と言ったときにどう対応すればいいのかを見ていきましょう!

 

やることは簡単です。

ただ、どこまでわかって、どこからわからないかを確認するだけです。

 

確認するときには「わからない」の種類があることを頭に入れて順番に質問してみればいいのです。

例として、算数の問題を解いているものとして簡単な質問を書いてみます。

– 問題がいっていることはわかるか?

「この問題が何をいってるか、わかる?」

問題の前提条件がある場合は、それが何かを質問してみて、どこまで理解できているかを確認するのも有効です。

– 何を答えればいいかはわかるか?
「この問題って、何を答えてほしいかわかる?」

答えとして求めるものが距離なのか、時間なのかなど、最終的に何を求めればいいかを確認します

– 解き方がわかるか?
「どうやって答えを出せばいいかわかる?」

問題を把握でき、何を答えとして出せばいいかわかっているなら、それを求めるためにどのような法則や手順を使えばいいか、がわかっているかを確認します。

– 答え方はわかるか?

「どうやって答えればいいかわかる?」

何を答えればいいのかわかっているはずなのに、問題を解いていく途中で見失っていることもあります。単位なども含めて答え方を確認してみましょう。

 

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「わからない」ポイントがわかったら、それを解消してあげましょう

わからないポイントがわかったら、その「わからない」を解消してあげましょう。

 

そのとき大切なのは、気づくように質問するようにしましょう。

「これは、○○○だよ」と教えてあげれば、手っ取り早くて簡単です。

 

ただ、子どもがきっちり理解できるようになるためには「なぜ、そうなるのか?」を順をおって理解していくことが大切です。

 

このやり方は一時的には時間がかかります。でも長期的に見ると、考え方を教えることで子どもが自分で考えてわかるようになるのです。

 

だから時間が許す限り、自分で「あっ、これって○○○ってこと?」と気づくような質問を投げかけてあげてください。この気づきの瞬間を多くなればなるほど、子どもは新しいことを覚えること、そして苦手なことを克服することに喜びを感じるようになります

 

そうすれば子ども自身が自分から進んで勉強に取り組むようになるのです。

 

 

 

いかがでしたか?

学校の宿題や受験勉強などいろんな場面で「わからない」という言葉を耳にすると思いますが、冷静に聞いて導いてあげれば、きっと子どもも自分で気づけるようになるはずです!

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まとめ

では、今回の内容を簡単に振り返ってみましょう。

  •  子どもが「わからない」といった時はチャンス
    • 「わからない」ことがわかったのはいいこと
  • 「わからない」には、4種類がある
  • 「わからない」ときは、どこまでわかり、どこからわからないかを確認
    • 順番に質問をしてをわからないポイントを確認しましょう
  • 「わからない」ポイントがわかったら、それを解消してあげましょう
    • 子どもが「あっ、これって○○○ってこと?」と気づくような質問を投げかけてあげましょう。

 

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