あなたのこどもが読書感想文をスラスラ書くための3ステップ

スラスラ感想文を書く3つのステップ
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こどもが読書感想文をスラスラ書けたらいいのに、と思ったことありませんか?

夏休みや、読書の秋などに、こどもの課題として出される「読書感想文」。

提出期限が近づいてくると、親として、どうアドバイスして、サポートすればいいのかというのは、なかなか悩みますよね。

 

そんな方へ、役立つ「あなたのこどもが読書感想文をスラスラ書くための3ステップ」をまとめてみました。

 

もし、こどもが読書感想文を書くときは、この3ステップを使ってみてください。

では、早速3つステップを順番に見ていきましょう。

 

 

ステップ1. 読書感想文が書きやすい本を選ぶ

読書感想文を書くための最初のステップは本選び。
本人が書きやすい本を探すのが何より大切です。

本選び

 

読書感想文が書きやすい本は、こんな本です!

  1. 自分が興味をもっていることについて書いてある本
  2. 前に読んで面白かった本
  3. 誰かのおすすめの本

 

その他には、「本の名前や表紙が気に入った本」「パラパラめくって、先が知りたくなった本」なんかもアリですよ。

本を決めるときにコーチングではないですが、あなたがお子さんに質問しながら探って、引き出してあげると、家の本棚とか近くの図書館など比較的近くにあるものです。
本を選んだら読みながら次のステップにすすみます。

 

 

ステップ2. 読書感想文が書ける本の読み方をする

感想文を書くときは、ある程度の決まったパターンに注目して書くと比較的スラスラとこどもから感想や心が動いた場面などが出てきます。

reading

 

では、そのポイントとは何でしょう?

 

次を見てみてください。

そして、このポイントに従い、「ふせん」を貼ったり、ノートに過剰書きでメモしておいてください。

 

本を読むときの注目ポイント!

1. 登場人物の「気持ち」や「行動」について
  • どんな人物がでてくるか?
  • あなたが好きな人物はだれ?
  • 人物の行動をどう思ったか?
  • 人物の気持ちをどう思ったか?

 

2. 「場面」や「出来事」について
  • 物語の舞台は?
  • 心に残った場面は?
  • 引き込まれた場面は?
  • 不思議に思った場面は?

 

3.心に残った「言葉」や「文章」について
  • 心に残った言葉は?
  • 自分も使ってみたい表現は?

 

この材料は、すべて使う必要はありませんが、多めに書いておくと後でスムーズにいくでしょう。
ここまで来たら文章を書くための材料集めが終わりです。
では、次は実際に読書感想文を書く段階です。

 

 

ステップ3.3つのパートにわけて書く

読書感想文は、次の3つのパートにわけて書いてください。
それぞれを書くときは、ステップ2で書き出したメモをもとにすると比較的スムーズに書けるでしょう。

pencil

 

1) スタート

・読んだ本の名前やあらすじ、登場人物などについて書きます。
ポイントとしては、本を読んでいない人でもわかる文になっているかを確認しましょう。
量としては、原稿用紙3枚書く場合は5−10行程度。

2)メイン

・読んだ本の場面ごとの感想を書きます。
ステップ2で特に印象的だった2、3つ程度を使って書くとちょうどいいでしょう。
量としては、原稿用紙3枚書く場合は30−40行程度。

3) フィニッシュ

・全体を通しての感想や気づいたことなどを書きます。
ここのパターンとしては「〜〜したい、〜〜のようになりたい」というものか
「〜〜だと気づいた、知った、わかった」という大きく2つあることを意識して書くと書きやすくなります。
量としては、原稿用紙3枚書く場合は5−10行程度。

 

あとは、原稿用紙に書きながら、つなぎの言葉や、文章の流れなどに気をつけながら微修正していくといいでしょう。

 

文章は大人でもそれなりに時間がかかるものなので、お子さんと会話をしながら少しずつ組み立てて行ってください。

 

一見、遠回りのようで、結局それが一番早かったということが多いですから。
あと、たまに本の「あとがき」に本のあらすじがまとまっていて、ある印象的な場面について書いてあるものがあります。

それをざっと見ると感想文が書けてしまう場合もありますので、禁断の手かも知れませんが、もし、どうしても時間がない、という場合は、そんなやり方も探ってみてください。

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

読書感想文は、誰もが経験してきたはずなのに、それをどうするか順序立てて人に説明するのは、思った以上に難しいものです。

なので、この機会にお子さまといっしょに時間をかけてやってみることをオススメします。

この時間があなたとお子さまとの思い出の時間になるかもしれませんね。

 

おすすめ情報

今後、お子さまが読書感想文だけでなく、作文力をつけるときに非常に役にたつ本がありますので、よければこちらもご覧ください。

「作文力」を身につければ、一生役に立つスキル(財産)になることでしょう。

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