ついダメ出ししてしまうママへ。見方を変えれば輝く個性!こどもが輝く10のことば変換ルール
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こどもにかける言葉は、こどもが自分自身に持つイメージに大きく影響します
人間は誰もが個性を持っています。それは、大人もこどもも同じです。
ママやパパから自分のこどもを見たら、”ダメ” と思っていることでも見方を変えれば、その子の輝く個性なのです。
ママやパパがこどもにかける言葉は、思った以上にこども達に影響を与えます。
それはこどもが”自分自身はこんな人間なんだ”という、自分自身がどういった人間か、というイメージに影響を与えるのです。そして、そのイメージに近い人間になってしまいます。
だから、ちょっとした言葉も含めて、こどもにかける言葉には気を付けましょう。
そして出来る限り、いい影響を与える言葉を使うようにしましょう。
ここでは、こどもの特徴に対して、どのような言葉を使うといいかをご紹介します。
こどもが輝くことば変換ルールを参考に、あなたの使うことばを見直してみましょう。
こどもが輝く10のことば変換ルール
物事が遅い => じっくり取り組む
「うちの子は、ぐずぐずしているんだよね」そう思うのは、周りのこどもと比べて遅いと感じるときや、時間内に何かをやらなくてはいけないときですよね。こう感じるのは私たちの勝手な解釈です。
もしかしたら、こどもは想像力を膨らましながら、その過程を味わっているのかもしれません。
やる気を失わせないためにも「じっくり取り組んでいるんだね」と言ってあげましょう。まずは受け止めましょう。
その後に「もう少し次やるときは急いでやってみようか」と次回につながるアドバイスを少しつけるといいでしょう。
いい感じだね。
やるときはやるね。
確実に前に進んでるね。
ハキハキ言えない => 他の人を思いやれる
おとなしい子に「ハキハキしなさい」と言っても、すぐにそうなれるでしょうか?
余計、言えない自分に苦しむ結果となってしまいます。おとなしいことは全然悪いことではありません。周りのことを大切に考えられるやさしい気持ちを持っているのです。
自分を受け入れられたときに、その子はきっと自分のことを表現することができるようになっていくはずです。だから焦らないでこどものやさしい気持ちを見守ってあげましょう。
やさしいね。
友達思いだね。
ひとつできたね。
目立ちたがり屋 => 個性が強い
目立ちたがり屋は、いつも親をハラハラさせます。友達に嫌われるのでは、など心配してしまうものです。でも、問題ありません。
余計な心配などせずに、自分を表現できる、その強みを伸ばしてあげましょう。
ユニークだね。
考えてるなぁ。
やっぱり違うね!
理解するのに時間がかかる => 丁寧に理解する
人は自分がわかっていることは、周りもわかっていると考えがちです。
こどもが取り組んでいることは、大人からみたら簡単なことなので、ついつい「飲み込みが悪い」と言ってしまいがちです。でも、こどもにとっては、すべてが新しいことなのです。
こどものペースで理解しながら進んで行く余裕を与えてあげましょう。
飲み込みが悪いのではなく、丁寧に進んでいるのです。
できたね。
努力してるね。
見ているよ。
飽きっぽくて続かない => 好奇心旺盛な子
せっかく買ってあげたのに、もう別のものを欲しがっている。せっかくはじめた習い事なのにもう興味がなくなっている。
世の中のすべてが新鮮に見えることもにとっては、他のものに興味が映るのは、決してめずらしいことではありません。言い換えれば周りを認知する能力がある、ということです。じっくり取り組ませたい場合には、まずはこどもを肯定して、今やっていることに達成感をもたせてあげましょう。
さえてるなぁ。
レベルアップできたね。
がんばってね。
強情な子 => 意思が強い
ママやパパの言うことを聞かずにこどもが頑なに自分の意見を闘争としているとき、その子は強情な子に見えてしまいます。
でも、言うことをコロコロ変えないで、ひとつのことを言い続けることは、決して強情ではなく、強さと言い換えられるでしょう。強くいられることを自負できるよう、声をかけてあげましょう。
強いね。
やりとげたね。
あきらめないね。
すぐ泣く => 感受性が強い
目の前で泣いているのを見るとついつい「泣かないで!」といってしまいますよね。
でも、泣くことは悪いことでしょうか?
こどもが泣くのには理由があります。その理由も聞く前から「泣かないで!」というのは、かわいそうですよね。
こどもの悲しい気持ちを共有できるのは、信頼関係を気付けている大人だけです。しっかり聞いてあげるようにしましょう。
やさしいね。
愛してる。
うれしい。
でしゃばり => リーダーシップがある
自分と個性の違うこどもを持つと、ハラハラしてしまうものです。でしゃばっている、ように感じることも、それは決して悪いことではありません。
人の前に立てること、みんなの前で意見を言えること、それを強みとしてほめてあげれば、単なるでしゃばりが、周りを率いるリーダーシップへとなることでしょう。
褒め言葉をかけることで、その子の良い面が強化されていくので、ぜひ良い面を見て声をかけてあげましょう。
責任感があるね。
パワーがいっぱいだね。
安心してまかせられるよ。
臆病 => 危ないことをしない、慎重派
新しいことを始めるときは、誰もが不安になってしまうものです。それを「臆病」というのはかわいそうです。不安になっているこどもには「大丈夫!」と声をかけて見守りましょう。
臆病なのではなく、危ないことをしない、慎重な性格と捉えるようにしましょう。
いいね。
正解!
できたね。
神経質 => 繊細な心の持ち主
神経質とは、周りのことをかんじやすいことです。それはアンテナがたくさん張られていることを意味します。これって全然悪いことではないですよね。
アンテナが張られているということは、いい情報を集める感度があるということなので、それを認めてあげてください。
そして周りから影響を受けすぎないように、神経を休められるような言葉をかけてあげるといいでしょう。
想像つかなかったなぁ。
このままでも大丈夫だよ。
大好きだよ。
いかがでしたでしょうか?
あなたのこどもは、輝く個性を持っています。
ママ、パパが、その一番の理解者になり、一番の応援者になりましょうね。
まとめ
今回のポイントは、
- 親がこどもにかける言葉は大きな影響を与えます
- 10の言葉変換ルールを使って、ダメ出しではなく、こどものイイ面を引き出しましょう
- ママ、パパが誰にも負けない、こどもにとっての一番の理解者になりましょう
こどもが輝く10のことば変換ルール一覧表
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