タバコでリラックスは睡眠にどう影響するの? – タバコと睡眠の関係
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タバコでリラックスは睡眠にどう影響する? タバコと睡眠の関係
こんな人におすすめの記事です
ぐっすり眠れてスッキリ起きたい方
タバコを吸うとリラックスできるとよく聞きますが睡眠にはどう影響するのでしょうか?
「タバコでリラックスしてから寝つきがいいはずなんだけど。。。なかなか眠れないのはなんでだろう?」
この記事では、そんな疑問に答えます。
快適な睡眠に必要な知識をご紹介します。今回は、タバコ(喫煙)と睡眠の関係についてまとめました。睡眠時無呼吸症候群(SAS)にも、少し関係するようです。
ぜひ、あなたもチェックしてみてください。
そして快適な睡眠で、すがすがしい目覚めを手にいれてください。
カフェインよりも目が覚めるものとは?
あなたもカフェインが「眠気を覚ますのに効果がある」ということは聞いたことあるでしょう。
カフェインの入っている飲み物(コーヒー、お茶、栄養ドリンクなど)は、覚醒作用、目を覚ます作用があります。
でもそれ以上の覚醒作用があるものって知っていますか?
実はその強烈な覚醒作用を持っているのがタバコなんです。
タバコに含まれるニコチンには、2つの効果があります。
1. 気持ちを落ち着かせてリラックスをさせる効果 2. 刺激によって目を覚ます効果 |
この2つは、まったく反対の効果に見えますよね。
でも実際の効果としては、2つめの目を覚ます効果のほうが非常に強いです。
このニコチンが原因で、喫煙者はタバコを吸わない人よりも睡眠時間が短く、眠りの質が悪い傾向にあります。
喫煙者の睡眠についての研究
喫煙と睡眠の関係を調べた研究によると、喫煙者はタバコを吸わない人よりも寝付くまでの時間が5分長くかかり睡眠時間が14分短いことがわかりました。
つまりこれだけで睡眠が20分弱短くなることになります。
それだけならまだしも喫煙者は浅い睡眠の時間がなんと24%も長く、深い睡眠の時間は14%も減っていました。
睡眠時間が20分短くなることとあわせると、疲労回復や能力アップのために重要な睡眠時間にかなり影響しているのです。
タバコは、睡眠時無呼吸症候群にも影響している
タバコを吸う人は寝ている間に呼吸が一時的に止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」にかかる確率が吸わない人よりも2.5倍も高まるというデータもあります。
タバコを吸う人は、せめて夜寝る1時間前には喫煙をしないように心がけるといいでしょう。
睡眠から考えた、タバコとのつきあい方
疲れを残さない快眠生活を送るためには、さまざまな研究結果から考えると、酒はほどほどに、そしてタバコを吸わないのがベストといえます。
気持ちよく朝起きれない、仕事中に眠くてしかたない、という方は、少しでもタバコを少なくしてみるようにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
では今回の話を簡単にまとめてみます!
- タバコに含まれるニコチンは、刺激によって目を覚ましてしまいます
- 喫煙者は、タバコを吸わない人よりも睡眠時間が短く眠りの質が悪い傾向にあります
- タバコを吸う人は、睡眠時無呼吸症候群かかる確率が通常の2.5倍も高まる
- 快適な睡眠をとることだけを考えるなら、少しでもタバコの量を減らしてみましょう
睡眠とタバコの関係について、いかがでしたか?
こんなに影響しているとは、知らなかったではないでしょうか。
正直にいうと「タバコは睡眠に少し影響しているだろうなぁ」とは思っていましたが、ここまで大きな影響がある、とは思っていませんでした。
少し見直してみるのもいいかも知れませんね。
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ここでの知識をぜひあなたの睡眠に役立ててください。
いろんな知識は、あなたの生活を豊かにします。
この内容をどこかで思い出して、友人やご家族にもぜひ教えてあげてくださいね。