成功者は知っている!勉強する前に知るべき知識習得のための5つのレベル
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成功者は知っている!勉強する前に知るべき知識習得のための5つのレベル
こんな人におすすめの記事です
子どもに勉強して学力をあげてほしい人、どれくらい勉強すればできるようになるのか知りたい人
「子どもに勉強をできるようになってほしい。どこまでやればできるようになるのか?勉強してるはずなのに、なかなかできるようにならないのはどうして?あと、、、なるべく手をかけずに勉強ができるようになってほしい。」
この記事では、そんな疑問に答えます。
本記事ではこんなことがわかります
- 新しいことを勉強するときにどれくらい勉強すれば身につくのか
- 今の状態で何をすれば次の学習レベルにステップアップできるのか
- なるべく手間をかけずに子どもに勉強できるようになる方法
それでは、勉強する前に知るべき知識習得のための5つのステップをみていきましょう。
学習とは?
学習すること、勉強すること、ってそもそもなんだろう?って考えたことありますか?
普段、勉強とか学習という言葉をこれでもか、というほど使っていますが、どういう意味?と聞かれると意外と答えるのが難しいものですよね。
学習とは、今まで知らなかった「あること」について知識を得て、それを実行できるようになることです。
つまり「あること」について本を読んだことがある。でも、そこで読んだことができないとか、何が書いてあったか説明できない、ということは学習した、とは言えないのです。
学習をすることの目的は
学習することの目的については、どうでしょうか?
学習することの目的は「身につけた知識をもとに結果を生み出すこと」です。
つまり知っていてもそれが何の結果も生み出していないなら知識として身につけた意味がないということになります。「あること」について、知っていることが何らかの結果となって現れることで初めて学習することに価値が出てくるのです。
例えば、図形の勉強をするなら円の面積を求める公式を知っているだけでは不十分。実際に円の面積を求められるようになってはじめて学習の価値が出てくる、ということです。
漢字なら、見たことがあっても意味がありません。その漢字が読めて何が書いてあるか意味がわかる。漢字を書くことによって伝えたいことの意味が読む人に伝わって、初めて漢字を学習することに意味があるのです。
この学習することの目的を意識するようにしましょう。
ただ漢字を10回ずつノートに書いた。計算ドリルを適当に解いた。書いたり、解いたりしたけど、必要なときに読んだり、解けたりしなければ、勉強ではなく「書く」という作業をしただけなのです。
この学習することの目的「身につけた知識をもとに結果を生み出すこと」を意識することで、初めて学習すること、勉強することに意味が出てくるのです。
知識習得のための5つのレベル
それでは知識習得のための5つのレベルをご紹介します。
この知識習得のための5つレベルは、NLP(神経言語プログラミング)という分野で定義されたものです。
NLP(神経言語プログラミング)とは、心理学と言語学の観点から、新しく体系化した人間心理とコミュニケーションに関する学問で能力開発に関して定義されたものです。
体の使い方によって感情をコントロールしたり、人の動作からその人が何を考えているかを推測できるという非常に面白い分野です。
このNLPで定義された知識習得のための5つステップは、勉強や学習の時に知識習得のステップが非常に理解しやすいので、5つステップを確認して、早く新しい知識を身につけるために役に立ててください。
それでは早速みていきましょう。
知識習得のための5つのレベル
1. 何も知らなし、できない状態(無意識的無能)
2. 知っていても、できない状態(意識的無能)
3. 考えると、できる状態(意識的有能)
4. 考えなくても、できる状態(無意識的有能)
5. どこからでも、教えることができる状態(無意識的有能に意識的有能)
1. 何も知らなし、できない状態(無意識的無能)
ひとことで説明すると、知るべきことを知らない状態。
わからないことさえわかっていないので、何もできない状態です。
例えば、ギターを学習したいと考えているとして
ギターってどんな楽器? 楽譜ってなに?
という状態のことです。
この状態から次のレベルに進むため必要なことは「知る」ことです。
次のことを知るようにしてください
- 何を知ればいいのかを明確にする
- どこで知ることができるのか
- 誰が知っているか
これができれば次の意識的無能レベルに進めます
無意識的無能レベルを抜け出すチェックポイント
自分が何を学ぶ必要があるかがわかっている
2. 知っていても、できない状態(意識的無能)
簡単に説明すると、あることに関して知識は得たけど、それを実行することができない状態。
ギターの例でいうと
楽譜の読み方もわかっている、どうすれば音がなるかは知っている、でもうまく手が動かすことができない
という状態です。
この状態から次のステップに進むため必要なことは「練習や訓練、経験を積む」ことです。
次のことをやってください
- 失敗してもいいから何度もやってみて、うまくいくコツを得る
- 自分のレベルにあった教材、お手本、コツを教えてくれる人をみつけること
ここでのポイントは「焦りは禁物」ということです。
繰り返しやっても失敗してしまうのが当たり前のステップです。
どんな神レベルのプロフェッショナルでも、はじめたときは素人(しろうと)だったのです。
今はその状態。だから焦らず、失敗を繰り返しながら、うまくやるためのコツを探しましょう。
これができれば次の意識的有能レベルに進めます
意識的無能レベルを抜け出すチェックポイント
意識すればできるようになっている
3. 考えると、できる状態(意識的有能)
簡単に説明すると、あることに関して、ある程度できるようになっていて、意識すればできる、という状態。
ギターの例でいうと
楽譜と左手(フレット)、右手(弦)を目が行ったり来たりするけど、楽譜通り弾けるようになっている
状態のことです。
この段階で必要なのは、繰り返し練習を続ける、という行動です。
ひとつ前の意識的無能レベルとあまり変わらないように感じますが
- ひとつ前の意識的無能レベルは、知識を身体に身につけることが目的
- この意識的有能レベルは、からだで覚えたことを考えなくても脳が自動的に実行するのが目的
という点が違うのです。
次のことをやってください
- 基本や基礎を正しく実践し、さらに経験を積んでいく
- 強く意識しなくても体が動くようになるまで繰り返す
これができれば次の無意識的有能レベルに進めます
意識的有能レベルを抜け出すチェックポイント
意識しなくてもスラスラと実践できるようになっている
4. 考えなくても、できる状態(無意識的有能)
意識しなくてもあることを自動的に実践することができている状態。
ギターの例でいうと
楽譜を見ると、スムーズにギターを弾ける
状態のことです。
このレベルになると何かをやりながら、別のことが同時に考えることができるようになります。
この段階で必要なのは、初心者だった頃の自分が持っていた疑問を思い出しながら説明できるようにする、ことです。
次のことをやってください
- やったことない人にどのように説明すればいいかを考える
これができれば次の無意識的有能に意識的有能レベルに進めます
無意識的有能レベルを抜け出すチェックポイント
学んだことが言語化できて、人に教えられる
5. どこからでも、教えられる状態(無意識的有能に意識的有能)
無意識的に行っていることを意識して、どのレベルの人にも教えられる、完全にマスターできた状態。
自分でいつでも実践できるし、人に教えることもできる。
このレベルまで来ると、そのスキルは完全にあなたの身についているといって良いでしょう。
なるべく手間をかけずに子どもが勉強できる方法を知りたい
勉強に関して、本来の勉強では各教科、各単元を身につけるためには5つのレベルのレベル4「考えなくても、できる状態(無意識的有能)」まで学習する必要があります。
それを実現するのに、自宅用教材、塾、家庭教師を利用することで知識を身につけることができる。
それぞれ特徴はあるものの、各カリキュラムでは、問題を解けるようになることを目的として作られているのでそれが実現できる。
自宅学習で勉強を身につける方法を知りたい方はこちら
学習塾で勉強を身につける方法を知りたい方はこちら
家庭教師サービスで勉強を身につける方法を知りたい方はこちら
まとめ
では、今回の記事をまとめてみます。
学習とは、今まで知らなかったことについて知識を得て、それを実行できるようになること
学習をすることの目的は、身につけた知識をもとに結果を生み出すこと
知識習得のための5つのステップ
1. 何も知らなし、できない状態(無意識的無能)
2. 知っていても、できない状態(意識的無能)
3. 考えると、できる状態(意識的有能)
4. 考えなくても、できる状態(無意識的有能)
5. どこからでも、教えることができる状態(無意識的有能に意識的有能)
関連情報
お子さんの個性や傾向を理解したうえで、うまく学習するようサポートしてあげると、大きな効果を出すことができます。
そして、そのサポートが子どもの未来の可能性を飛躍的に大きくするでしょう。
小学生の学力アップ情報を知りたい方はこちら
いろんな知識は、あなたの生活を豊かにする助けになります。
この内容をどこかで思い出して、友人やご家族にもぜひ教えてあげてくださいね。